前回、α7Ⅲの個人顔登録について書きました。
記事:勝手に機材レビュー α7Ⅲ の個人顔登録を試してみた件
今回はその続きです。
こんなことを書きます!
2人目として機関車のヒロを追加してみたら
機関車トーマスの重要キャラクター ヒロを2人目として登録します。そして優先順位を変更してヒロを1番目、トーマスを2番目にしてみました。
変更方法は簡単。2枚目の画像を選択して、ボタンで左側にオレンジのバーを移動させてからコントローラホイールの中央のボタンを押して確定するだけです。
OLYMPUS E-M1MarkII (34mm, f/5.6, 1/80 sec, ISO200)
結果は?
スムーズに顔を見分けてました。と思いきや、何度かやると迷うことも。
同じヒロを2つ並べたら??
ヒロ-トーマス-ヒロ
少し意地悪な設定ですが、双子設定です。我が家には同じプラレールのヒロが2つあります。中央にトーマス、左右に同じヒロを並べてみると・・・
中央のトーマスを選択しました。。。
迷ったとき、優先順位の次のものを拾ってくるのでしょうか。
ヒロ-ヒロ-トーマス
次に並び順を変えました。真ん中と左側にヒロを置いてみたところ、中央のヒロにフォーカスが合いました。
ヒロ-ヒロ
今度はヒロを2台だけおいてみました。
まずは中央とやや左に置いてみると中央が選択されました。
次に左右対称に中央に2つ並べる形をとったとっころ、左側のヒロが選択されました。
次に中央とやや左側にヒロを並べたところ、中央側のヒロが選択されました。
トーマス-ヒロ
今度は左側にトーマス、右側にヒロを並べてみました。
結構迷います。
同じヒロを3つ並べたら??
さらに意地悪な設定ですが、三つ子設定です。プラレールのヒロx2つに、ハッピーセットでもらったヒロを足します。
やっぱり迷うのか、何度かAFをとり直すとどの顔にもフォーカスが当たる場合があります。
プラレールとハッピーセットのものをそれぞれ1個ずつ置くと、登録したプラレール(右側)の方が選択されます。
この結果から、迷わないシチュエーションなら優先順位で選択され、迷うシチュエーションであるとより中央に近い顔にフォーカスが来るような印象を受けました。
そう思ってごちゃまぜにしてみると、今度はまた迷いました。
優先順位を変えたら??
そして難しくするために顔がより似ているパーシー(緑色の機関車)を中央に置いて、登録しているトーマスはその左、優先順位2番のヒロは一番右に配置しました。
案の定、顔が似ていて中央にあるパーシー(緑)を選択しました。これを入れ替えて中央をトーマスにすると中央を選択します。
3人目として別のトーマスを登録
3人目も登録してみました。ハッピーセットのトーマスです。
結果は?
また迷う結果でした。
フォーカスエリアの違い?
フォーカスエリアの違いで結果が違うのかとも思い、ワイドに変更してみました。この配置では
優先順位を再変更
優先順位を再変更して、ヒロを優先順位1番にします。すると・・・中央のトーマスにフォーカスが当たる
推論
これらの結果から得た推論です。
- 明らかな特徴があればその顔にフォーカスがあてられる
- 似たような顔がある場合は、中央の顔にフォーカスを当てるロジックが優勢に働く
一つ言えることは、顔認識および瞳AFがかなり働くということです。
こんなちっちゃな顔の瞳にAF枠が出てきました。ここまで迷うシチュエーションは双子、三つ子のようなケース、幼稚園/保育園で似たような髪型の子が多数いるようなケースかなと思います。それ以外でかなり顔を認識してAF枠を持っていく機能は有効に働くのではないかと思いました。
今度、子供の運動会でどうなるか秋口に試そうと思います。