こんなことを書きます!
2020年としては5月あるいは8月にも計画をしていたイベントですが、Covid19の影響で中止とし、2020年としては1回目の開催となりました。
記事:2020年9月の美ヶ原高原美術館 星景撮影スケジュールプラン
プロローグ
なお、昨年、2019年も10月に同様のイベントを開催しました。
記事:2020年9月の美ヶ原高原美術館 星景撮影スケジュールプラン
2019年10月25-27日の美ヶ原高原美術館 星景撮影会撮影記
秋の安定した天気を期待していました。
1週間前までの予報では10月の初旬は天気が続く・・・はずでした。
しかし、1週間前に台風14号が太平洋上で発生し、これが私たちを苦しめることになりました。
昨年は大きな被害をだした台風19号の後に発生した台風20号のおかげで初日は雨で、日が変わってからの午前4時からISSの撮影に成功した状況でした。
そして翌日の夜はかなりの時間で撮影ができました。
今年は・・・初日は全く撮影できる状況ではなく、翌日も撮影できるかが賭けのような状況でした。
なんとか21時くらいから、西より雲が割れるように星が見え始め、1時間半くらいはそのまま撮影できました。
こんな状況のためタイムラインはかなり崩れまくりでした。
撮影結果
以上のような感じで、ほぼ撮影ができる時間帯がなく、撮影できたものはかなり少なくなりました。
それでも美ヶ原高原美術館でわずかでも撮影できたことに感謝です。また、退出した午前0時過ぎは、美しの塔でかなり晴れ間が広がり、そこで撮影することができました。
まずは21時くらいに西より雲が割れだして星が見えた状況からフレーミングした1枚です。
上部右側がこと座のベガ(織姫)、左側がわし座のアルタイル(彦星)です。
奥の赤く光る塔が王が頭の電波塔群で、その右側に見えるのが美ヶ原美術館のオブジェ[希望の叫び]です。
もう一枚は雲がさらに多い1枚です。
上田市の夜景を鉄球に写しつつ、背景に星空を・・・と思ったのですが、雲がだんだん増えてしまい、この後はほとんど撮れませんでした。
台風の影響でいかに雲が多かったか・・・残念ですが仕方ありません。
こういう時はタイムラプスで撮影すると雲の動きがわかって面白かったりします。1枚目の写真をタイムラプスにした動画が以下です。音はつけてません。
上にも雲、下にも雲(雲海)と雲に挟まれて時折晴れ間が見える状況だったのがわかるかと思います。こういう日もまた美ヶ原高原です。
23時には撤収し、0時くらいには宿に戻ってきました。
宿の駐車場では美しの塔方面が晴れているということで、そのまま機材を整理して美しの塔へ向かいました。
0時過ぎから1時45分くらいまでの2時間弱、晴れ間を楽しむことができました。
その後、雲というか霧で辺り一面が白くなったので撤収して、この日の撮影は終了となりました。
この間、大きな火球を多くのメンバーが確認しました。緑色が確認できるほどの大火球でしたが残念ながら月の近辺に流れたため、そちらにレンズは向けてなかったです。流れた方向的に、おうし座南流星群ではなかったかと思います。
撮影できなかったのは残念ですが、目に焼き付けることができて良かったです。
台風の予報の中、撮影できただけで感謝です。