本日、2018年12月28日、デジカメ Watch アワード 2018にてソニーα7Ⅲが1位となりました!!
2018年12月5日に発表があった価格.com プロダクトアワードに続いての連続受賞です。
さて、票分けを見てみるとソニーα7Ⅲが圧倒的だったということです。
いやいや~ ニコン機がZ7/Z6で票が割れただけじゃないの?
いえ、おそらく違います。
そう考える理由は投票者は一人5票まで投票可能だからです。私は3票入れて、うち1つがソニーα7Ⅲ、もう2つがオリンパス機のOM-D E-M1 Mark2と、富士フィルム機のX-T3に投票しました。投票行動として5票入れられるのにZ7/Z6を同時に入れないユーザーの方が圧倒的に少ないと考えられるからです。
デジカメ Watch アワード 2018 堂々の1位!
α7 III ILCE-7M3 ボディが1位に選ばれました。
ソニーα7Ⅲ デジカメ Watch 1位 受賞おめでとうございます!
ソニー「α7 III ILCE-7M3」が、デジカメ Watch アワード 2018で1位受賞。価格.com プロダクトアワードの大賞受賞に引き続き連続受賞!
【フラッグシップモデルの「α9」と、高解像度モデルの「α7R III」の基本仕様やカスタマイズ性を取り入れたモデルです。「従来のベーシックの概念を打ち破る(高い水準の機能・性能を持つ)ベーシックモデル」と同社がいうように、このバランスの良さが高い支持を得た理由だといえそうです。】とのこと。
昨年の受賞はニコン/D850ボディ、ソニー/α7RⅢ、ソニー/α9でした。
今年はニコンからZ6/Z7、キヤノンからEOS Rが発売され、[フルサイズミラーレス戦国時代]とも形容される2018年でしたが、その元年を制した機種はフルサイズミラーレス機の唯一無二の存在だったソニー機が覇権を離しませんでした。
デジカメWatchさんの新製品レビューも改めて参考になりました。
新製品レビュー:SONY α7 III(外観・機能編) – デジカメ Watch
新製品レビュー:SONY α7 III(実写編) – デジカメ Watch
異変?
異変と思えるのがキヤノン EOS Rです。5位に沈んでいます。ニコン機のZ6/Z7とのレースを繰り広げ、ニコン機に勝てた場合は1位もあり得、ニコン機の両機に負けても3位か4位に位置するだろうと想定されていたものが5位の馬群に沈んだのです。いつか帰れる日のために頑張ってほしいものです。
その間隙を縫ってきたのが富士フィルムX-T3でした。
所有してない私も投票したX-T3 は借りたことがあるX-T2の後継機のため期待の高さがあったため投票しました。APS-C機のトップとしても存在感を放っています。
現在のトレンドは?
プレイバック:デジカメ Watch アワード 2015」ミラーレス部門
この 「デジカメWatch アワード」は2015年にはミラーレス部門と一眼レフ部門が分かれていました。
「デジカメ Watch アワード 2015」ミラーレス部門
昨年2017年から統一部門となっています。
- 2017年 ミラーレス元年
- 2018年 フルサイズミラーレス元年
と形容して良いように思います。それだけ昨年はミラーレス機の機能が一眼レフに追いついたと実感でき、今年はフルサイズミラーレスのラインナップが増えました。
プレイバック:カメラグランプリ2018 そして 訂正
今年の5月、カメラグランプリ2018はソニーα9が大賞を受賞しました。
この時私は以下のように書きました。
それくらいCP+2018で触ったα9/α7RⅢ そしてα7Ⅲの瞳AFの食いつきが良すぎました。
この印象はニコン Z6/Z7、キヤノン EOS Rが発売された今も変わっていません。→ 考えを改めるべき時にきました。
ニコン Z6/Z7では瞳AFが非搭載ですが、雑誌CAPAの記事を読んで考え方を改めないといけないかもと感じました。
フルサイズミラーレス機の比較を1月号で行っていて、その中に瞳AFの精度比較もありました。歩いてくる人物を85mmレンズ(F1.4)でAF追従連写での撮影テストをしています。その中で好成績だったのがニコン機のZ6です。(Z7は逆にだめでしたが) EOS Rも悪くない成績でした。
撮影比較でコマ連写の違いがあるのと、実際に似たような条件で撮影してないので確定的なことは言えませんが、自分の考え方を改めるべき時に来たかもしれないと感じました。
フルサイズミラーレス機の検討をされている方はこちらの雑誌を見てからの検討をおススメします。
さすがのツートップという期待感を雑誌の記事より感じました。
改めて書きますが、ぜひキヤノン、ニコン両社にお願いしたいことは、面白い・ワクワクするようなカメラを作ってほしいということです!
CMやカタログの書き方でユーザーを惑わしたり、どっちが先に出すか、出さないかという腹の探り合いのようなことで終始することなく、ユーザーが何を求めているかを念頭にすればきっと大きな2社ならばできると思います。出し惜しみなしで全力投球願います!!
そして改めて言います。
[果たしてユーザーの選択は?選ぶのは私たちユーザーですね。]
ぜひ、ニコン、キヤノン両社に強く訴えたい言葉です。