2020年8月21日、22時21分大火球を目撃し、カメラにて撮影できました。
こんなことを書きます!
大火球の写真
撮って出しJPEG
まずは撮れた写真をご覧ください。白とびはかろうじて免れていますが、一面真っ白で星の存在などほぼわからない日中のような感じになりました。
RAWファイルから現像したJPEG
次にRAWファイルから明るさを調整してJPEGに出力した写真をご覧ください。星がやや見えるようになりましたが、満月の夜のようで天の川はほとんどその存在を感じさせないような状況になりました。
直前に撮影した撮って出しJPEG
上の2枚の画像が撮影される直前の撮影画像です。撮って出しJPEGなので、何もいじっていません。
天の川が南立していて、天の川の横に木星、土星と並んでいます。これらの存在が消えるほどの明るさでした。
EXIF情報
撮影時間 | 22:21:38 |
撮影日 | 2020年8月21日 |
レンズ焦点距離 | 28mm |
ISO感度 | 3200 |
シャッタースピード | 30秒 |
絞り値 | F2.8 |
撮影機材
撮影したカメラ・レンズは以下のものです。フルサイズミラーレスですが、レンズは特別良いものでもなく、軽量小型レンズでした。
驚いたのは白とびせずにRAWファイルにデータがきちんと残っていたことです。撮って出しJPEGファイルでも白とびはなかったです。α7Ⅲのダイナミックレンジの広さに感謝です。
ソニーα7Ⅲ
ソニーFE28mm/F2 (SEL28F20)
撮影ロケーションとその時の状況
撮影地は千葉県南房総市の野島崎灯台です。
金曜日の仕事を終えて21時くらいには現地につきましたが、予想以上に多くの人が来ていました。
画面中央下に見える岩の上にある白いものが有名なベンチです。このベンチを入れて撮影する方は多く、写真のように多数人がいる状況でした。私もこのベンチを入れて天の川を背景に撮ろうと思い、北東方向から南西報告にレンズを向けています。トリミング前提で人を入れて撮っていました。
突然映画で見るような照明弾が上がったような感じで、辺りが明かるくなり日中のようになったかと思ったら、3つくらいの固体に分裂して消えました。
人工衛星や、隕石の落下と周りがざわつきましたが何かは当然わからず仕舞いです。不思議な光景を見れたのはラッキーでした。
あとからニュースでも出ていたと聞いて、とても幸運なシーンに出会えたのだなと実感できました。
最後に2つの画像を比較しやすいように並べてみました。わずか1分以内にこんなにも違う世界が生まれることに驚きと感動を覚えました。