チャンスは突然現れる! 10月の房総半島 星景写真撮影の結果

チャンスは突然現れる! 10月の房総半島 星景写真撮影の結果

チャンスは突然現れる!
2019年10月4日(金)九十九里浜へ向かいました。今年の10月は台風ばかりでしたが、10月の初旬、星を撮影しに行けたと時のことです。

こんなことを書きます!

2019年10月の夜半からの早朝にかけて九十九里浜へ星景写真の撮影に行きました。その結果を記載します。

狙いはオリオン座

この時期は冬の星座の帝王、オリオン座が登ってくるのでそれを狙いたいと思って急遽出撃しました。あとは、りゅう座流星群が活動していれば、極大日より前だけど流れ星がはいるかもと思っていました。

GPV天気予報

当日にGPV天気予報を確認しても関東平野は一面快晴模様。絶好の撮影日和になりそうな予感。これは行くしかないでしょう!
チャンスは突然現れる!!

GPV天気予報:http://weather-gpv.info/

月齢カレンダー情報(犬吠埼地方)

  • 日没時間:17:41
  • 月齢:5.4
  • 月出:11:18(117度)
  • 正中:16:22(32度)
  • 月没:21:23(242度)
  • 日出時間:05:57分

当日の気温

会社から帰ってきて目指す都合上、出やすい房総半島を目指します。出発時点では28℃とかなり暖かい日でした。

Sony SO-03J (4.4mm, f/2, 1/16 sec, ISO3200)

まずは今年から良く通っている蓮沼海岸方面に車を進めました。到着してみると誰もいません。この場所を独り占めです。しかし日が暮れても結構暖かい。24℃もある。
Sony SO-03J (4.4mm, f/2, 1/8 sec, ISO1600)

撮影結果

蓮沼海岸

ここの小さな丘の上に立つ白い東屋みたいな建物と絡めて星を撮影するのがなかなか絵になるのです。

記事:2019年2月2日 九十九里浜で土星、月、金星、木星、そしてさそり座の5つのそろい踏みを撮影

しかしまだ月が昇っていて少し明るすぎるので早々に退散して、もともと目星をつけていた東浪見海岸へ向かうことに。

SONY ILCE-7M3 (23mm, f/2.8, 1.6 sec, ISO3200)

東浪見海岸

ここは海沿いに鳥居があることで有名ですがまだ来たことがなかった場所です。(近くは何度も通り過ぎていますが・・・)
到着するとすでに先客が何名もいる状態でした。早速に機材を展開します。

真正面から鳥居を撮っていたらどこからかフラッシュのようにピカピカしてました。よく見ると雷が西の空に光っているようでした。
西向きにカメラを向けて連写で撮れたのが下記の一枚目でした。

SONY ILCE-7M3 (30mm, f/2.8, 10 sec, ISO6400)

ここは上総国一之宮、玉前神社に所縁のある鳥居ということらしく、玉前神社の御祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)、初代天皇(ということは神武)の母とのこと。
玉依姫は海神の娘とのことです。

玉前神社の説明書によると、玉依姫命は海(竜宮)からこの地にあがり、姉の豊玉姫命(とよたまひめ)から託された、鵜葺草葺不合命(うがやふきあえず)を養育したとされているらしい。鵜葺草葺不合命(うがやふきあえず)の父は火遠理命(ほおりのみこと、山幸彦)。

遠くに見えるのは、火遠理命でしょうか?

OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2, 13 sec, ISO3200)

SONY ILCE-7M3 (50mm, f/1.6, 5 sec, ISO3200)

ここではかなりの流星を目視できましたが、フレームに入ったのは小さいのがわずかだったので残念です。

大波月海岸

東浪見海岸にずっといても仕方ないのでもう一度移動しました。御宿近くの大波月海岸です。
ここではローソク岩とオリオン座です。そしてマジックアワーのブルーモーメント、そして日の出まで撮影しました。

SONY ILCE-7M3 (15mm, f/2.8, 15 sec, ISO6400)
SONY ILCE-7M3 (30mm, f/5.6, 25 sec, ISO400)

SONY ILCE-7M3 (30mm, f/14, 1/125 sec, ISO100)

 

今回は雷を入れて撮影できるなどラッキーな結果もありました。この後台風などで大変な時期が来るとも思わず、撮影を楽しんできました。

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