今月、美ヶ原高原美術館内を特別にお借りできるイベントに参加してきます。そこでスケジュールから撮影プランを考えます。
こんなことを書きます!
美ヶ原高原とは?
長野県の長和町、松本市、上田市にまたがる標高2000mあたりにある高原地帯です。美しの塔のモニュメントが有名です。また美ヶ原高原美術館があり、日本一高いところの道の駅があることでも知られています。
ドライブコースとして有名なビーナスラインの終点にある。松本市側や、岡谷市側から登ってビーナスラインに入る方が早く到着できますが、個人的には茅野市側から登って行って、白樺湖を経由していくコースが大好きです。夏はニッコウキスゲの群生が見れ、車山高原や霧ヶ峰高原の素晴らしい絶景を横目に見ながらゆっくりとドライブするのが最高です。(天気が良ければ・・・ですが)
美ヶ原高原美術館とは?
箱根彫刻の森美術館の運営会社、公益財団法人彫刻の森芸術文化財団が管理運営する野外美術館。フジサンケイグループであるため、フジテレビの情報番組、ニュース番組で出てくる[アモーレの鐘]はここにある。[サモトラケのニケ]のレプリカや面白い野外彫刻が多数あり楽しいところです。
美ヶ原高原美術館での星景撮影
こんな感じのものが撮れます。
星景写真を始めたばかりの頃の写真ばかりなので撮り直したいものばかりです。だからこそ通いたい場所です。
総合スケジュール
こんな素晴らしい高原地帯に簡単に車で行けるのはなかなかないです。ここ2年、毎年、同じ場所でのワークショップに参加してきましたが、今年は女性のみのイベントになり参加できなくなったため、別プランで参加することになりました。
■1日目
14:00 集合 美ヶ原高原山本小屋にチェックイン完了
15:00 写真家先生ギャラリートーク (2時間)
17:45 美ヶ原高原美術館へ移動
18:00 美術館着 — 弁当食 原則自由行動、各自で明るいうちにロケハンしたり夕景を撮り始める (日没は19時04分)
23:00 美術館撤収
23:20 山本小屋帰着 — 自由行動
■2日目
08:00 朝食
09:30 簡易トレッキングツアー — ビーナスラインを下って、天候に合わせて八島湿原や霧ヶ峰高原の撮影スポットをロケハン
12:00 弁当食 — 上記ツアーに合わせて時間がずれる可能性あり
16:00 山本小屋帰着 — 夕食まで自由行動
17:00 夕食 (ジンギスカン)
18:30 美ヶ原高原美術館へ移動
18:45 美術館着
23:00 美術館撤収
23:20 山本小屋帰着 — 自由行動
■3日目
08:00 朝食
10:00 講評会、質疑応答
全員で集まって記念撮影流れ解散、自由行動
撮影プラン
撮影に向けて事前にチェックした情報をもとに、どこをどんな風に撮るかプランします。何度も行っている場所なのでロケハンしなくて良いのは助かるところです。
月齢カレンダー情報
- 日没時間:19:11分
- 月齢:7、上弦の月(半月)
- 月出:12:34(99度)
- 正中:18:23(46度)
- 月没:0:07(259度)
- 日出時間:04:37分
日没時間が遅いため、20時から23時が美術館内で星が撮影できる時間帯
上弦の月であるため野外彫刻に適度に月の光が当たり写しだせそう
美術館から退去後、0時過ぎより月が沈むため0時ー3時くらいは星をメインとした撮影によさそう
今回の狙いを決定
- 20時半頃、南へ向けて、左から火星/土星と天の川/さそり座/木星/月 と欲張って入れたい —14mm
- 20時半頃、南へ向けて、土星と天の川/さそり座を目いっぱいに入れて —50mm
- 21時頃、北東へ向けて、夏の大三角と天の川を目いっぱいに入れて —24mm
- 21時頃、北東へ向けて、北極星から夏の大三角と天の川まで入れて —18mm魚眼
- 22時頃、天頂へ向けて、夏の大三角が昇り切ったところを —18mm魚眼と14mm
- 23時半頃、南へ向けて、天の川の中の土星とさそり座を入れて美しの塔と共に —18mm魚眼と14mm
さて天候はどうでしょうか。
機材リスト
2夜連続美ヶ原高原美術館での星景撮影に備えて機材、および必要なものを考え、チェックリスト化します。このままプリントアウトしてチェックして備えます。
機材名 | 備考 | チェック |
オリンパス OM-D E-M1 Mark2 | 星景撮影から子供撮りまで | |
オリンパス OM-D E-M10 | 星景用サブ機 | |
ソニー α7Ⅲ | 5D3のリプレイスで登場 | |
予備バッテリー | ||
充電器 | ||
シグマ 50mm F1.4 DG HSM | Art | 最高の切れ味 標準単焦点 | |
サムヤン 14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical | MFのみですが超広角 | |
シグマ MC-11 | α7ⅢにEFレンズを装着可能に | |
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 | 星景向き明るい広角単焦点 | |
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO | 最強オールラウンダー | |
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO | 超広角はこれ 星景もGood | |
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro | やっぱりマクロは欲しくなる | |
M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO | 初魚眼で楽しい | |
SDカード | これ意外と忘れがち 予備も | |
エアブロワー | 私はぷしゅぷしゅと呼ぶ | |
レンズペン | 手あかに有効 | |
ウエットクリーナー | 個包装のやつがよい | |
リモートケーブル | ボディごとに違うので要注意 | |
三脚 | アタッチメントも忘れずに | |
ミニ三脚 | ミラーレスを有効に | |
デュアルプレート | 2台を一つの三脚で使う場合 | |
自由雲台 | ポラリエなどに | |
NDフィルター | スローシャッター用 | |
PLフィルター | 自然風景用 | |
ソフトフィルター | 星景用 | |
モバイルバッテリー | 星景ならボディ台数分 | |
Micro USBケーブル | ポラリエと接続可能 | |
Type-C USBケーブル | 携帯と接続するために | |
携帯用充電器 | 自動車内で移動中充電します | |
タブレット | 暇つぶしよう? | |
OAタップ | コンセントが少ない宿泊地用 | |
ドローン | DIJ SPARK | |
ドローン用離着陸マット | あると着陸しやすい | |
赤道儀 | ポラリエです | |
ポーラーメーター | 北極星を見つけやすい | |
タイムラプスアダプター | タイムラプス撮影に必須 | |
レンズヒーター | レンズ1個にモバイルバッテリーが1個必要 | |
レジャーシート | 機材とか起きやすい | |
LED | 夜間撮影には必須 | |
パンツ | 下着はやっぱり替えたい | |
ズボン・短パン | 予備もある方が良い | |
Tシャツ | 部屋着用、あるいは着替え | |
着替え用シャツ | 宿泊数分+αあると良い | |
靴下 | 星景では寒さ対策で二重履き | |
ホッカイロ | 星景での寒さ対策 | |
タオル | いろいろ使う | |
バスタオル | 宿泊先にない場合 | |
髭剃り | ||
コンタクト | 予備は必須 | |
メガネ | 夜寝るとき+非常時用 |
あとは天候が良いことを願うのみです。
Canon EOS Kiss X6i (10mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO100)