2019年1月4日のしんぶぎ座流星群 1月6日平成最後の日食、部分日食が観察できます。すでに記事に書いた通り、2019年の最大の天文現象の2つです。
記事:2019年星景写真の展望は? ナイトフォトツアーズの星景写真対策講座から見えてきたこと!
今回はそれ以降のスケジュールのうち、まずは2月、3月、4月分を書きます。
こんなことを書きます!
2019年2月、3月、4月の星空の状況を鑑みての星景撮影を考えます。GW前まではこれでおおよそ大丈夫。あとは天候を祈るのみ。
2月、3月は月と惑星
細い月の時であれば、ある程度、月の周りの星でも写すことができます。1月から4月までの細い月の時、惑星と共に星を撮影するチャンスです。
日付 | 日の出時刻 | マジックアワー時間帯 | 月の出時刻 | 備考 |
1月2日 | 6:50 | 6:01~6:39 | 3:01 | 月齢25.8の細い月と金星が大接近 |
2月1日 | 6:41 | 5:54~6:30 | 3:49 | 月齢26.1の細い月と金星が大接近 |
2月2日 | 6:40 | 5:53~6:29 | 4:42 | 月齢27.1の細い月と土星が大接近 |
3月2日 | 6:10 | 5:25~5:59 | 3:28 | 月齢25.2の細い月と土星が大接近(CP+2019 期間) |
3月3日 | 6:09 | 5:23~5:58 | 4:12 | 月齢26.2の細い月と金星が大接近(CP+2019 期間) |
4月2日 | 5:26 | 4:41~5:16 | 4:04 | 月齢25.5の細い月と金星が並ぶ |
4月3日 | 5:25 | 4:40~5:15 | 4:35 | 月齢26.5の細い月と水星、海王星が大接近 |
シュミレーションしてみました。
個人的には以下の日程が面白そうな撮影ができるかなと考えています。
2月2日の薄明前の午前5時30分、アンタレスから木星、金星、月、土星と天の川を横切るカーブが面白そう。ここからマジックアワーまで撮影を考えてみる。
3月3日の薄明前の午前4時40分、月が出て30分ほどで月と金星が地表面近くでランデブー。そこから土星、木星、アンタレスと天の川を横切るカーブは2月2日と似ている状態。
3月3日の薄明前の午前4時40分、月が出て30分ほどで月と金星が地表面近くでランデブー。そこから土星、木星、アンタレスと天の川を横切るカーブは2月2日と似ている状態。
問題は3月3日でCP+と重なっていること、プラス、個人的にはひな祭りと重なっていることです。4歳の娘のひな祭りなので朝方に帰るのがどうか微妙なところです。
4月は夏の天の川、そしてさそり座
すでに2月、3月のシュミレーションでも確認できますが、天の川とさそり座が見える季節です。4月になっても木星、土星はまだ絡んでいてくれます。
4月6日(土)は月齢0.8の新月翌日なので晴れればコンディションも良さそうです。金曜日の仕事終わりから出かければチャンスがあります。翌日の4月7日(日)も同様です。
星屋写真(星だけを撮影し、風景を入れない写真)向きなのは天の川の中に入る木星です。4月13日は半月の時ですが4月12日の21時頃に月が沈むので月明りの影響を受けません。
以上で2月から4月のおおよその予定が組めました。春のGW前のスケジュールはおおよそ理解でき、あとは天候との勝負です。
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