2020年4月20日発売のデジタルカメラマガジン(以下DCM) 5月号フォトコンテストで入賞しました。
こんなことを書きます!
デジタルカメラマガジン2020年5月号 デジタルフォト部門で佳作を受賞をしたので、そのことにまつわることを書きます。
受賞した作品
タイトル:Wine Red Take2
これは銀座にある日産クロッシングにて展示されていたコンセプトカーです。
2019年の撮影ですが、当時、Nikon Z6のレビューワーをしていて、その時に撮った1枚です。ニコンさんのご厚意に恩返しできたのであればいいのですが。
講評
審査員は岡嶋和幸先生。岡嶋和幸先生からは以下の講評を頂戴しました。
選者(大和田良 先生)からのコメント
【講評】グラフィカルで優美なラインと鮮烈な赤が美しいフォルムを描き出す写真です。黒の引き締まった再現も艶やかに感じられます。真横から捉えることで、グラデーションによって表れる立体感に注目していることがよく分かります。
【講評】グラフィカルで優美なラインと鮮烈な赤が美しいフォルムを描き出す写真です。黒の引き締まった再現も艶やかに感じられます。真横から捉えることで、グラデーションによって表れる立体感に注目していることがよく分かります。
【アドバイス】色鮮やかに、かつ美しく再現する場合、一色のグラデーションで描くのは最もシビアな条件のひとつです。ハイライトから中間調へのトーンを見ると分かるように、トーンジャンプが起こるためです。これを回避するには、光の具合と撮影時の露出が最も重要になります。RAW現像時は微調整で完成するように露出を決定し、現像後の画像には一切手を加えないことを徹底する必要があるでしょう。すべての条件を揃えたときには極めて美しい再現が得られます。
以上のようなアドバイスが書いてあり、確かに見落としていたトーンジャンプがありました。まだまだチェックが甘いことがわかりました。