前回、10月7日から8日にかけて小田代ヶ原へ行ってきたことを書きました。
記事:OM-D E-M1 Mark II 12-40mm F2.8 PROキットを小田代ヶ原で体感 12mm域の比較も
残念ながら天候が今一つだったので、そのリベンジにもう一度小田代ヶ原へ行ってきました。オリオン座流星群の季節でもあります。
こんなことを書きます!
小田代ヶ原に行って星景・風景撮影のリベンジ戦をしてきたことを書きます。
オリオン流星群とは?
あのハレー彗星が残したちりの跡を通ることで発生する流星群ということです。10月21日頃、オリオン座流星群が極大を迎えましたが、オリオン座流星群は極大日とされているあたりの4~5日間くらいは出現数があまり変化しない流星群ということです。
GPV天気予報
1週間前からGPVを確認すると10月21日は晴天の予報でした。当日に確認しても南関東は雲が出ていますが、23時くらいから日光周辺は晴天になる気配です。
GPV天気予報:http://weather-gpv.info/
山々GPV
こちらも良好な予報でした。
YamaYamaGPV:https://yama2gpv.azurewebsites.net/
決行です!
機材選定
前回、M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱを忘れたので確実に入れます。一方、ソニーα7Ⅲ用の超広角レンズ、SAMYANG製 14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical を忘れていました。星景用意はFEレンズのFE 28mm F2 SEL28F20を持参し、早朝用にはEFレンズのEF70-300mm F4-5.6L IS USMを持参しました。
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
- M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ(早朝撮影用)
- FE 28mm F2 SEL28F20
- EF70-300mm F4-5.6L IS USM(早朝撮影用)
他に持って行ったのは下記の機材でした。念のための標準ズームでした。
- オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
- FE 24-105mm F4 G OSS
撮影プラン
10月6日時点でGPVを確認する限り、10月7日の夜は中禅寺湖周辺は快晴模様。何度も行っている日光、何度か行った小田代ヶ原ですが、星景を狙いに行ったのは初めてということで新しいチャレンジです。
月齢カレンダー情報:宇都宮地方
- 日没時間:16:57分
- 月齢:12
- 月出:15:57(95度) — 10月21日
- 正中:21:55(62度)
- 月没:3:01(262度)
- 日出時間:5:53分
今回の狙いを決定
- 小田代ヶ原は南側は山を背にしているため北天の日周運動を中心に撮影
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROとともに、ED 12mm F2.0、ED 7-14mm F2.8 PROと12mm域の画質比較
- 朝方は朝日が差し込む貴婦人を狙う
- 可能ならオリオン座流星群も狙う
ほぼ新月期で多くの星が見れることが期待されました。
夜の撮影結果
Sony SO-03J (4.4mm, f/2, 1/16 sec, ISO1250)現地の気温は7℃でした。かなり寒かったですが、星がきれいでした。
OLYMPUS E-M1MarkII (7mm, f/2.8, 5 sec, ISO1600)
到着したときはオリオン座流星群が見れませんでしたが、3時くらいから1時間に15個程度目視できました。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2, 30 sec, ISO4000)明け方の撮影結果
SONY ILCE-7M3 (135mm, f/8, 1/80 sec, ISO100)今回は、前回と比べたら格段に良い朝でした。太陽が貴婦人を照らし、さらには幻の小田代湖に貴婦人がかすかに写りこんでくれました。
これでわずかに靄がかかり、風が吹いて靄が揺れると最高らしいのですが、まだそのような光景に出会えてません。またチャレンジです。