ミニ写真展:We Love 美ヶ原 ~ナイトミュージアム@美ヶ原高原美術館~
We Love 美ヶ原は 写真家:北山輝泰先生のWSで出会ったメンバーを中心に、美ヶ原高原での星景写真に撮影に魅了されたメンバーが集まっています。
この度、銀座クリエイトさんのスペースを借りて、プチ写真展を開催します。その写真をオンラインギャラリーとしても公開します。
We Love 美ヶ原
本写真展のタイトルにも入れていますが、FBのグループページでゆるくつながっているチームです。
長野県美ヶ原高原での星景写真撮影会をメインに、いろんなWSでご一緒した方にお声がけをしていたらメンバー数も増え、今回はじめてグループ展を開催してみることになりました。
クイズの答え
正解: 縦構図 右側の ライオンの像の写真でした!
(展示会場クイズより)
*Webギャラリーでは左上1番目の写真です
*各写真の紹介はWebギャラリーの下に記載しております
作品のご紹介
王者の風格 (北山 輝泰)
サーカスの一員として日々を過ごすライオン。
百獣の王としての威厳はもはやない。
狭い檻の中で眠り、その夢の中で見る彼自身の憧れの姿は、
もしかしたらこのような姿なのかもしれない。
展示作品名「転の確率」(1988)より
宙とつながる (Wakasa Norio)
美ヶ原高原が夜を迎えると、美術館の作品達は人目から解放され、自由になる。
その時、天の川も草木も一緒になって遊ぶ。地球は宙とつながる。ワルツが聞こえる。
そんな様を撮れるうれしさに、私ははしゃいでいます。
カメラ: OLYMPUS OM-D E-M1mark2
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
シャッター速度:25秒
絞り値:f2.8
ISO感度:1600
展示作品名「解体された柱」(1989)、「イリアッドジャパン」(1989)他より
街とその塔 (Okayasu Atsuko)
美術館からは上田市内の夜景がよく見えます。
廃墟のやうな塔とその下にきらめく街灯りは、
空間だけでなく時間も飛び越えた物語を紡ぎ出します。
そしてどんな時も、そらにはいつもの星が輝くのです。
カメラ: OLYMPUS OM-D E-M10mark2
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
シャッター速度:13秒
絞り値:f2.0
ISO感度:1600
美術館展示作品名「風塔」(1983) 他より
Imagination (Fujinuma Ayumi)
この地に立てば
思い通りにならない日だって
湧き上がる雲のように
それは止めどなくやってきて
私たちに退屈な時間を与えない
カメラ:PENTAX K-70
レンズ:HD PENTAX-DA 11-18mm F2.8ED DC AW
シャッター速度:20秒
絞り値:f2.8
ISO感度:3200
美術館展示作品名「雲の墓標」(1992) 他より
夜の川辺で (Suga Ritsuko)
天の川に木星浮かべて、みんなで川遊び。
私もまぜて。
と、声をかけました。
カメラ: OLYMPUS OM-D E-M5MarkII
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
シャッター速度:25秒
絞り値:f2.8
ISO感度:1600
展示作品名「愛のモニュメント」(1977) より
秋の夜空を詠む (Magario Misuzu)
眺がむれば衣手涼しひさかたの
天の河原の秋の夕暮れ
新古今和歌集 式子内親王 より
カメラ: OLYMPUS PEN-F
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
シャッター速度:20秒
絞り値:f2.5
ISO感度:1600
展示作品名「家族」(1972) 他より
バザール (Niwa Mariko)
黄昏時に出会ったその女は
なにやら特別な荷物を運んでいるようだった
この先に大きな市場でもあるのだろう
ちょっと寄り道してみよう
カメラ: OLYMPUS OM-D E-M1
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
シャッター速度:8秒(ライブコンポジット撮影)
絞り値:f2.8
ISO感度:1600
美術館展示作品名「記された日」(1992) より
恋焦がれて (Nagai Shiho)
憧れていた赤道儀を使い、
初めて撮った星の写真です。
星空にまた一歩近づけた気がして、
嬉しくなりました。
そんな思いをオブジェに重ねました。
カメラ:SONY α7 Ⅲ
レンズ:SONY FE24-105mm F4 G OSS
シャッター速度:30秒
絞り値:f4.0
ISO感度:3200
美術館展示作品名「鳩を放つ」(1982) より
Tree made by cloud (Negishi, Naoto)
ゆるやかにカーブを描く木。
硬そうな木。
ふわふわした雲でできてそうな木。
カメラ:SONY α7 Ⅲ
レンズ:TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2
シャッター速度:134秒
絞り値:f5.6
ISO感度:400
美術館展示作品名「考案された空間」(1991) より
美ヶ原高原美術館
美ヶ原高原美術館 は標高はおよそ2,000m以上の高冷地、美ヶ原高原に
作品が屋外に多数展示されており、同じ系列運営の箱根彫刻の森美術館に匹敵、敷地面積で上回る国内でも屈指の美術館です。
展示作品は屋外には彫刻作品を、館内には絵画を中心とし、光をあつかったものや、ミロのヴィーナス、ダビデ像などの模型作品の他に、子供を対象としたこども美術館という作品兼遊具がおいてある施設もあります。
冬期期間(11月下旬から翌年4月中旬)は美術館への経路であるビーナスラインの一部および美ヶ原公園西内線が通行止になるため、それと同時に美術館も休館します。
美ヶ原高原美術館の展示作品のご紹介
美ヶ原高原美術館のサイトに展示作品一覧が紹介されています。
美ヶ原高原美術館 – 展示作品一覧 (utsukushi-oam.jp)
今回、写真展で展示した作品が実際はどのような作品なのか現地に行って、見て来ていただきたいですが、こちらの展示作品一覧でも雰囲気がわかると思います。