すでにご紹介したPowerShot G9 X MarkⅡの個人認証機能ですが、さらに深くご紹介したいと思います。
複数の顔登録
今回は前回を踏まえて複数の顔を登録してみます。すでに前回 ヒロ という機関車の顔を登録済みですので、次のモデルは 機関車トーマス の主人公 トーマス(青い列車)です。
登録方法は前回の記事をご参照ください
前回の記事:PowerShot G9 X Mark II の個人認証機能を使ってみる
Canon EOS 5D Mark III (50mm, f/1.8, 1/40 sec, ISO200)
- 左:マクドナルドのハッピーセットでもらったトーマス
- 右:プラレールのトーマス
元の画像は下のものです
Canon EOS 5D Mark III (50mm, f/1.8, 1/40 sec, ISO200)
機関車トーマスという子供向けのアニメをご存知ない方にキャラクターのご紹介をします。
左から ヒロ、トーマス、トーマス、ヒロ、パーシー(緑の列車)、ヒロ という順でキャラクターが並んでいます。
右のトーマスは緑のパーシーのような顔になってしまっています。この2つのトーマスを登録します。
- 左:マクドナルドのハッピーセットでもらったトーマス
- 右:プラレールのトーマス
まずは右のプラレールのトーマスのみ撮影して登録します。
プラレールのトーマスの顔を登録した結果は?
Canon EOS 5D Mark III (50mm, f/2, 1/40 sec, ISO200)
最初に登録した ヒロ そして登録したばかりの トーマス(右) が見事に表示されました。注目すべきは 次点で検出されたのが緑のパーシーということです。パーシーの顔の周りに薄い枠が出てきていています。 左隣の ハッピーセットのトーマス(左)は検出されていません。
人間は印象で判断する部分がありますが、主観を持たないカメラというハードウェアなので、顔の作り、眉の違いでしっかりと認識してくれるようです。もちろん写す角度、また登録した顔の画像の種類などで違ってくるとは思います。
ハッピーセットのトーマスの顔を登録した結果は?
次に左のハッピーセットのトーマスを トーマス2 として登録します。これで娘の顔とヒロを合わせて 合計4つの顔が登録されました。
Canon EOS 5D Mark III (50mm, f/4, 1/40 sec, ISO1600)
これで撮影すると、きちんと トーマス/トーマス2 を見分けています。
Canon EOS 5D Mark III (50mm, f/2.8, 1/40 sec, ISO125)
少し意地悪をしてトーマス2の顔をフレームから半分だけきったら、今度はパーシーが トーマス2 として認識されました。
Canon EOS 5D Mark III (50mm, f/2.8, 1/40 sec, ISO125)
なかなか興味深い結果でした。一卵性双生児なんかはやっぱり迷うのかもしれませんね。
いかがだったでしょうか?
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