はじめてのグループ写真展をどう始めたか？テーマと開催場所は？

みなさん、GWのフォトライフはいかがだったでしょうか？

私はほとんど出かけず仕舞い、家の片付け・・・もあまり進まない感じでだらだらでした。
本日は、すでに書いた写真展の話のうち、実際にやった最初のグループ展について書きたいと思います。

もちろん自分が経験した範囲でのことしか書けないので、異論・反論・多様な意見を認めますし、良きアドバイスがあればお待ちしています！
またグループを代表しての意見ではなく、参加した個人の主観に基づくものであることはご容赦ください。

コンセプト構築・テーマの決定方法

グループ展に限らず写真展をやるにあたってのコンセプト、テーマの決定は非常に重要です。
グループ展の場合は特に大事です。これを一旦決めたら、各人がそれに向けて準備を始めるからです。一旦動き出したものを変えるのは労力がかかります。

しかしながら、各人の意見を集約するにも時間がかかり、労力が奪われます。
そのため、私が参加したグループ展[きらめき]では、各人がアイデア（テーマ候補案）を３つ持ち寄って投票というプロセスをとりました。それでも喧々諤々決めるまで時間がかかりました。

幸いにしてメンバーが関東圏であったので、会議室を借りて話し合うこともできました。難しい場合はFacebookでのグループページでアンケートを実施するなどもしました。

目的・コンセプト

コンセプトというよりはこのときは目標・目的という部分が多く占めました。まずは　[写真展を経験してみよう！]ということでした。
そしてダイレクトな反応、インタラクティブなコミュニケーションやフィードバックを得よう　ということがありました。

テーマ

最終的に[きらめき]に決定しました。参加メンバーが撮る被写体がそれぞれバラバラだったため、これはある程度イメージに広がりを持たせつつ統一感を出すということで決まりました。
最初に出たテーマ案としては以下のようにバラバラでした。きらめき　にまとまるまで紆余曲折を経ました。

• 交差
• 和
• 昭和な気分
• 巡礼
• Debut
• とき
• 彩（いろ）
• みち
• 流れ
• 夏の香り
• 対比

展示参加者の募集・決定方法

これは所属するグループでメンバーを募るのか、あるいはコンセプトやテーマをある程度絞ってから参加者を募集するかで違うとは思います。
[きらめき]というグループ展は上記２つの中間的な雰囲気で始まりました。ガンレフという写真投稿サイトで知り合ったメンバーが行ったオフ会で顔見知りが増え、そこで[写真展]なるものをやったことがないメンバーを中心にグループ展をやってみないかということになったのです。

一人のメンバーを除き、写真展経験がない中、経験があるメンバーからのレクチャーを受けつつ進んでいくような状況でした。その結果、参加可否を決める場がないまま進んだ状態でした。
結果的には私にとっては良い経験にはなったのですが、参加をする・しないの意思決定を個々がするステップがあった方が良かったように思いました。

また、これも私見にはなりますが、テーマが確定しない（あいまいな）状況で参加者が確定しないで進むのはあまり好ましくない進み方で、後々問題が出る可能性を含んでいると感じています。
先にテーマを決めて参加可否を確定させるというのが私的にはオススメです。

開催場所の決定方法

初の写真展のメンバーが多い、平日の在廊が難しいということで、まずは土日開催ということを前提に決めていきました。
そしてスキル的にもどうなのかわからないので価格が安めのところというのが希望でした。

そこで問題になるのが借りる日数です。通常のギャラリーは6日間や7日間単位で貸し出すところが多いのです。その場合6日間借りて１日設営、土日開催ということになります。
これを避けるべく、メンバーが日数単位でスペースを貸し出してくれる会場を探しだしてくれ、そこを使うことになりました。

この場所の決定も、メンバーの多くがオフ会で集まったときに立ち寄り、現場を見て合意形成しました。やはり現調はした方が良いです。
とはいえあまり経験のないメンバーでしたので見るべきところをすべて見れたわけではないです

これで

• テーマ：きらめき
• 開催場所：写真企画室　ホトリ　さん

が決まりました！
次は会期と役割分担です。